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21の質問 by AlloyTV、アジアツアー続報、 デヴィッドに投票 - デヴィッド・アーチュレッタのいろいろ [インタビュー訳(動画)]

Grayです。
まずは怒涛のアルバム・プロモーション中の10/4に録画された、Alloy TVの「21の質問」を紹介します。それ以下、アジアツアー続報や、投票に関するお知らせがあります。

21の質問 by Alloy TV




やあ、デヴィッド・アーチュレッタだよ。ぼくに関する、たぶんきみたちの知らない21のことを、Alloy TVで紹介するよ。

Q1: あなたの、もっともハリウッドっぽくない部分は?
ぼくの、もっともハリウッドっぽくないこと? たぶん、ぼくはもっともハリウッドっぽくない人間だと思う。ぜんぜんなじんでないよ。ハリウッドっぽい部分なんて、ぼくにはなにもないと思う。あははっ。
Q2: 恋愛したことある?
じつは、いままで恋愛したことがないんだ、正直言ってね。
Q3: あなたが影響をうけたひとは?
ぼくがすごく影響をうけたミュージシャンは、マイケル・ジャンクソン、スティービー・ワンダー、エヴァ・キャシディー、ナタリー・コール、ナターシャ・ベディングフィールド、それからジェイソン・ムラーズ、ジョン・メイヤー・・・。そう、そんなひとたちだ。
Q4: ふつうじゃない趣味は?
音楽を聴くのが好きなんだ。じつをいうと、さいきん読書にハマッてる。でもそれも、ふつうじゃなくないよね。たぶんぼくの趣味は、みんながふつうに好きなことだと思うよ。
Q5: セレブにときめいたことは?
セレブにときめいたことなんてないよ。 よく知りもしない相手に、どうしたらときめくことができるんだろう?
Q6: ステージでのもっとも気まずい体験は?
ステージでの気まずい体験ね。気まずいことは、ぼくはしょっちゅうやってるよ。たぶん。ばかなことをたくさんね。 一度、べつの街の名前を言っちゃったことがあるんだ。自分がどの街にいるかちゃんとわかってたのに、どういうわけか口から出ちゃった。すぐに言い直したんだけど、でもお客さんたちはがっかりしてた。あれはバツが悪かったな。二度とあんな間違いはしたくない。
Q7: ファンのもっともクレイジーな行動は?
ファンのもっともクレイジーな行動? みんなが長旅をしてやってくるのは、いつもすごくおもしろいと思うよ。ぼくのイギリスでのコンサートを、はるばるアメリカから観に来たファンがいるんだ。あれはじつのところ、なんかクールだと思ったよ。
Q8: シャワーを浴びながらよく歌う歌は?
シャワーを浴びながらよく歌う歌? 数年前はよく歌ってたけど、そういえば最近は歌わないかも。と言うのも、超ソッコーで浴びるから。
Q9: X=-(11)±√(11)2-4(6)(-35) / 2(6)  Xを解け
あははっ、あ~・・・。なんだろう?
Q10: アメリカン・アイドルでの好きなシーンは?
アメリカン・アイドルでの好きなシーン?フィナーレがすごく好きなんだ。と言うのも、すごく多くのことを象徴してるから。数々のハードワーク、ついやした多くの時間と努力・・・。みんなが投票してくれたからこそ、いまぼくはここフィナーレにいるんだなあ、って。あれはほんとに、ただすばらしい体験だった。
Q11: 金曜日の夜の好きな過ごし方は?
金曜日の夜の好きな過ごし方ね。どこにいるかによる。もし家にいるなら、家族と一緒に過ごしたいね。もし家にいないなら、たぶん、食事に行くレストランを探すと思う。あははっ。それが、ぼくのお気に入りの過ごし方。
Q12: 好きなスナックは?
トルティーヤ・チップスと、サルサ・ソースが大好きなんだ。それにワカモーレ。それか、なんかのディップ。でも、サワークリームとかそういうのはダメ。でもそう、チップスとサルサ・ソースだよ。やみつきなんだ。
Q13: 罪悪感を感じる楽しみは?
罪悪感を感じる楽しみは、さっき言ったけど、トルティーヤ・チップスとサルサ・ソースだ。それがいわゆる、罪悪感を感じる楽しみだね。だって、食べ始めたらとまらないんだ。もし一袋あったら、えんえん食べちゃうよ。
Q14: 自分の曲のお気に入りの一節は?
ぼくの曲のお気に入りの一節ね。ニュー・アルバム”The Other Side of Down”のなかの、この新曲がすごく好きなんだ。 “あきらめるか、立ち往生するか、それとも歩み続けるのか。さあ足を前に出すんだ、なにもぼくの足取りを乱せやしない。昇り続けろ闘い続けろ、下の反対側へたどり着くまで”
Q15: ライブそれともレコーディング?
レコーディングがすごく好きなんだ。でもパフォーマンスするのは・・・やり直しがきかないんだよ。観客からエネルギーを吸収するんだ。.
Q16: 甘味それとも香味?
甘味それとも香味?それはね、もしタイ料理を注文すれば、どっちも味わえるよ。
Q17: ロックそれともR&B?
ぼくは、ソウルR&Bが大好きなんだ。それが、いまの気分だな。ソウルフルなR&Bだよ。
Q18: アコースティックそれともエレクトリック?
アコースティックそれともエレクトリック? アコースティックだね。
Q19: 隣のお嬢さん、それともつきあたりの部屋の美女?
隣のお嬢さん、それともつきあたりの部屋の美女? あー、隣のお嬢さん。
Q20: ポーラそれともサイモン?
ポーラ、それともサイモン?もし本音を聞きたいとか、役立つ意見やアドバイスを聞きたいなら、サイモンだね。ポーラは、パフォーマーとして共感できる相手だ。というのも彼女もパフォーマーだったから。だから彼女には親しみを感じる。
Q21: 下の右側?それとも下の左側?
下の反対側の、右か左か? ここは正しく(right)いくべきだから、右(right)って言わなくちゃね。

AlloyTVで21の質問を見てくれてありがとう。デヴィッド・アーチュレッタでした。ぼくのニュー・アルバム”The Other Side of Down”をぜひよろしくね。絶賛発売中です。


+++ +++ +++


21問中、4問の答えが食べることでした。ふつうこの年代の男子といえば、頭のなかは女子のことでいっぱいだと思いますが・・・デヴィッドの頭は別のものでいっぱいらしい。
 

アジア・ツアーいよいよ??

 
デヴィッドのアジア・ツアーについて、この記事でrikuchanさんが書いてくれましたが、その後の動きをお知らせしますね。コメント欄やツイッターでももうすでにみなさん話題にしていますが、11/13(土)にフロリダで予定されていたデヴィッドのパフォーマンスがスケジュールの都合でキャンセルになり、ファンが主催者に理由を問い合わせたところ、「デヴィッドはツアーでアジアに行くことになったため」との回答でした。そしてまた別のファンが、デヴィッドのマネージャーであるメリンダさんに、「どうしてデヴィッドはフロリダのオーランドに来なくなったの?」とつぶやいたところ、メリンダさんの回答はやはり、

どうしてかって、彼はアジアにいるから。

つまり、11/13にはアジアに来ているということらしいのです。それ以上の情報はまだいまのところありませんが、あと2週間?そんなに急にですか?? コンサート・ツアーというよりは、プロモーションだと思うのですが、アメリカ・ツアーがなかなか発表にならなくてやきもきしてたのに、そうきたか~。どうかどうかどうか日本にもちょっとくらい~~!!


あなたのお気に入りのアメリカン・アイドル準優勝者は?


peopleschice.jpg


People's Choiceで「あなたのお気に入りのアメリカン・アイドル準優勝者は?」投票をやっています。デヴィッド・アーチュレッタ(シーズン7)、クレイ・エイケン(シーズン2)、アダム・ランバート(シーズン8)、クリスタル・バワーソックス(シーズン9)のなかで、いま10/28夜、デヴィッドの投票獲得率は38%で現在2位です。一時はトップにいたのですが、現在のトップは40%のクレイ・エイケン。投票締め切りまであと3日ありますので、トップ挽回めざしてみんなで投票しましょう!一定程度の時間をおけば、なんどでも投票できるようです。投票はこちら。  
 
 
GyaO! で 「サムシング・アバウト・ラブ」のMV配信中!

gyao.png


rikuです。さきほど、kaychanから、GyaO!で10/25からデヴィッドの「サムシング・アバウト・ラブ」のミュージック・ビデオが無料配信中だとの情報が!(kaychan、いつもありがとう~♪)
早速GyaO!に行ってみたところ、なんと評価が5点満点中2点・・・。いくらなんでも、それはまずいでしょう。これほど時代を感じさせない普遍のミュージック・ビデオも珍しいというのに!(注:褒めてるのよ~)。

と、いうわけで、みなさん、

①まずはこちらに行って、「サムシング・アバウト・ラブ」のミュージック・ビデオを改めて堪能してください。

②YahooのIDをお持ちの方は、Yahooにログインした上で、こちらのページ★5つをクリックし(笑)、時間が許せばレビューコメントを書いてきましょう。
※1つのYahoo IDから、1回しか採点・レビューできません。
慎重かつ大胆なレビューをお願いします<(_ _)>。

配信期間は1ヶ月、2010年11月24日までです!
インドネシアやマレーシアだけじゃなく、日本でもデヴィッドすごいんです!ってところを見せてやろうじゃありませんかっ!!
 
 
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レッツ・トーク・ライブ (2010/10/22)ほか、ワシントンでの2日間 - デヴィッド・アーチュレッタのインタビュー [インタビュー訳(動画)]

Grayです。
デヴィッドは2010/10/21にワシントンDC入りしました。その目的は、10/23(土)におこなわれる「ユニス・ケネディー・シュライバー・チャレンジ(EKSチャレンジ)」という、知的発達障害者を支援するスポーツ競技会(マラソンとウォーキングと自転車競技)のチャリティ・イベントでパフォーマンスするためです。ユニス・ケネディー・シュライバーは、故ケネディ・アメリカ大統領の妹で、知的発達障害者のためのスポーツの祭典「スペシャル・オリンピックス」の創設者として知られています。彼女は昨年亡くなりましたが、「スペシャル・オリンピックス」と「ベスト・バディーズ・インターナショナル」という非営利ボランティア団体の主催により、今年、この「EKSチャレンジ」が初めて開催されることになりました。
この記事では、10/21と10/22のようすをまとめて紹介します。10/22にはテレビインタビューもありました!


◆10/21(木)◆

ワシントンの空港に着いたばかりのデヴィッド。パパラッチに写真を撮られましたが、笑顔が炸裂しました!
G101021-12.jpgG101021-10.jpgG101021-11.jpgG101021-16.jpgG101021-13.jpgG101021-15.jpgG101021-14.jpgJustJaredJr.

そして、この日のデヴィッドのワシントンでの夕食は。
ゼイティーニャですばらしい食事をしたよ。とってもおいしかった。ギリシャ、レバノン、それにトルコ料理のミックスなんだ。

ゼイティーニャはこんな店でした。おいしそう!



◆10/22(金)◆

さて、この日はインタビューがいくつかありました。まずデヴィッドがつぶやいたのは、テレビ番組の生放送。
EKSチャレンジについてのレッツ・トーク・ライブの生放送インタビューをもうすぐ受けるよ。


「レッツ・トーク・ライブ」インタビュー
Video credit to ArchiedorableLet's Talk Live

インタビュアー右: デヴィッド・アーチュレッタはアメリカン・アイドルのステージに立つやいなや、あっという間にアメリカ中をとりこにしました。
インタビュアー左: そのとおり。デヴィッド・アーチュレッタはいまやただの大スターではありません。(咳払い)いま、私のすぐとなりに座ってるの、だからこんなことができるの。それだけじゃなくて彼は、世の中にお返しをするために、時間をさいてくれています。あす、知的発達障害のあるひとびとへの理解を高める手助けをします。番組へようこそ。
デヴィッド: ありがとう。
インタビュアー右: あなたの大ファンなのよ。シーズン7ではあなたを応援していたわ。準優勝だけど、すごいわよね。あなたにとっては最高の土台だったわよね。それに、アメリカン・アイドル以降のめざましい活躍にも、おめでとうを言うわ。
デヴィッド: ありがとう。
インタビュアー右: すばらしいわ。
デヴィッド: うん、すごくクレイジーで、ジェットコースターに乗っているみたいなもんだよ。
インタビュアー右: いまは、4枚目のアルバムだっけ?
デヴィッド: あ、3枚目だよ。
インタビュアー右: 3枚目ね。
デヴィッド: そう。
インタビュアー右: すごいわよね。
デヴィッド: うん、毎年アルバムを出すなんてね。でも、この新しいアルバムにはすごくわくわくしてる。楽しいんだ。
インタビュアー左: 聞かせてほしいんだけど、3枚のアルバムだなんて、どうやってそんなに?
デヴィッド: 最初のポップ・アルバムは、アメリカン・アイドルが終わった最初の年に出したんだ。あれは、すごくクレイジーだった。とにかく可能な限り、早く完成させろって感じで。去年はクリスマス・アルバムをやって、あれは、いままでぼくがやったなかでも、すごく嬉しいできごとだった。アルバムがつくれて、クリスマス・ツアーに出て・・・。そして今度は、またべつのポップ・アルバムが、つい、数週間前に出たんだ。”The Other Side of Down ”っていうんだ。だから、あしたはEKSチャレンジのために何曲か新曲を歌うんだけど、楽しみだよ。そのためにここ、ワシントンに来たんだ。知的障害、身体障害のある子どもたちを支援するためにね。こういうことに参加できるのは、いつだってすてきなことだよ。
インタビュアー右:そのとおりだわ。イベントの宣伝のために大スターが来てくれるのはいいことよね。これは知的身体障害者のための大きなイベントよね。いろんなレースが催されるけど、説明してくれる?
デヴィッド: そうだよ、20マイルの自転車レースや、5キロと3キロの・・・、5キロのマラソンと、3キロのウォーキングがある。
インタビュアー右: あなたもなにかやるの?
デヴィッド: うーん、できるのかどうか、わからないよ。走るのは好きなんだけどね。高校ではクロスカントリーで走ってたんだ。楽しいんだよ。
インタビュアー左: 飛び入り参加しちゃったらどう?走ったら?
デヴィッド: そうだね。得意ってわけじゃないんだけど、でも好きなんだ。家にいるときはよく、ジョギングとか行くよ。新鮮な空気を吸って、いい運動をして、気持ちいいよね。
インタビュアー左: そうね。なぜ、これがあなたにとって重要なの?
デヴィッド: それはね、恵まれていないひとたちへの意識や理解を深めるのは、重要なことだと思う・・・。みんな、ふだんはこういうことを忘れてしまうんだ。みんなは気づかないんだ。思うに、障害のあるひとたちは・・・。ひとびとはあまり、注意を払わないものだから、だから彼らは・・・。なんて言ったらいいんだろう。
インタビュアー左: 社会から取り残されているのよね。
デヴィッド: そう、そのとおり。彼らが必要とする支援を与えたり、目を向けたり、そうやって支援するのは重要なことだと思うんだ。ユニス・ケネディー・シュライバーは、スペシャルオリンピックスを創設したひとで、彼女は知的障害者たちの能力をすごく信じていて、彼らも成功できるし人生をよりよくできると信じていたんだ。ぼくは、彼女の信念に基づくコンセプトがすばらしいと思ったんだ。彼女は子どもたちを信じていた。だから・・・。ごめん、もう話しはこれくらいにしとくよ。
インタビュアー左: 適切な手助け、適切な支援があれば、彼らだって成功できるということよね。
デヴィッド: そうなんだ。
インタビュアー右: 多くの場合、セレブがチャリティなどに関わるのは、個人的に関係があったりするのよね。だれか家族のなかで障害のあるひとがいるとか、なにかそういう理由があるの?
デヴィッド: 小さいころから知っている親友のひとりなんだけど、彼女には、障害のある兄弟がふたりいるんだ。まったく同じ状況ってわけじゃないけど、でも、そういう子どもたちの心に触れてみて、健常者とは持ってる素質は違うけれど、でも、彼らから学ぶことは多いんだ。それに彼らは、輝くものをもってる。だから、彼らと知り合うのはすばらしいことだと思う。それに、ベスト・バディーズ・インターナショナルという組織では、そういう子どもたちと話をしたり、知り合いになったりコメントを送ったりして、友達になれるんだ。こういうひとたちから学ぶものは多いんだよ。bestbuddies.orgを通じて、実際に障害のあるひとたちにメッセージを送れるみたいだよ。ぼくは、そういうことがすごくすてきだと思うんだ。
インタビュアー右: それはすてきね。ほんとに。あなたは明日、マラソンに参加するかもしれないし、しないかもしれないけど、でも間違いなく、歌は歌うのよね?
デヴィッド: うん、パフォーマンスするよ。ぼくは、学校でもっとも運動のできる生徒だったってわけじゃないけど、でも音楽を通じて手助けができるのはいいことだよ。ぼくが楽しんでできるなにか、大好きななにかを通じてできるなんてね。音楽は、ぼくからみんなにお返しできるすばらしい手段だと思うんだ。
インタビュアー右: ニュー・アルバムから、なにかを歌うのかしら?
デヴィッド: うん、ニュー・アルバムから何曲か歌うよ。だから、わくわくしてるし、新曲を歌えるのが楽しみなんだ。というのも、このアルバムでは曲づくりにもっと関わったから、だから、これらの曲はぼくにとって、歌詞的にすごく意味があるんだ。前向きなものにしたかったんだ。そしてちゃんと意味のある、内容的のある曲にしたかった。楽しい曲には違いないけど、でもちゃんと意味もある。だから、ライブでこれらの曲を歌えるのは、すばらしいことだよ。
インタビュアー左: 3枚アルバムを出したって言ったけど、あなたはすごく忙しいんでしょうね。こういうことする時間なんて、ほとんどないんじゃないかしら?ボランティアに名前を貸したり、そういうことよ。
デヴィッド: どうなのかなぁ、思うんだけど、こういうのは、自分にできるもっとも特別なことなんだ。やっててよかったと思えるようなことだよ。というのも音楽というのは、ぼくにとって、お返しすること、分かち合うことなんだ。だれかの手助けができるってことだ。それだからこそ、すべてはやる価値がある。ただお金持ちになりたいからとか、みんなに注目されたいからとかいう理由で音楽をやっているひとは、そんなにいないと思う。自分がどんな気持ちになるのか、そしてほかのひとたちをどんな気持ちにさせるのかってことだ。すばらしいのは、ひとびとが音楽とどう向き合うのか、音楽がひとびとの人生にどう影響を与え、そして、ぼくの人生にどう影響を与えるのかを見ることなんだ。だから、音楽でお返しができるってことは・・・。いつも思ってたんだ、どうしたらぼくは、ひとの役に立てるのか、ほかのひとたちの手助けができるのか、ってね。ぼくは音楽が大好きで、その音楽で、これほどのことができるなんて、ほんとうにありがたいと思ってるよ。
インタビュアー右: もう一方のひとたちも、とてもありがたいと思ってるに違いないわよ。
デヴィッド: そう願うよ。
インタビュアー右: アメリカン・アイドルで準優勝したときは、あなたは16歳だったのよね。それでいまは19歳?
デヴィッド: そう、19だよ。
インタビュアー右: ってことは、2年か3年ってこと?
デヴィッド: うん、すごいよね!
インタビュアー右: いまのデヴィッド・アーチュレッタの1日っていうのはどんなものなのか、ちょっと教えてくれない?クレイジーなのかしら?
デヴィッド: つぎになにが起こるかわからなくて、気をもむ毎日だよ。もともと予定があったとしても、いつも変わるんだ。ああ、それはもう忘れていいから、ってなって、ぎりぎりになってなにかが突然、入ってくる。そして、あっちじゃなくて、こっちへ行けとか。
インタビュアー左: それで「レッツ・トーク・ライブ」に出てるわけね。
(一同笑い)
インタビュアー右: デヴィッド、いまあなたはどの街にいるか、わかってる?
デヴィッド: わかってるよ!
インタビュアー左: よかったわ、確認するのは大切だもの。
インタビュアー右: デヴィッド・アーチュレッタでした。明日はみなさん注目してくださいね。ナショナル・モールでのEKSチャレンジのイベントや、いろいろなレースが催されます。レースに出なくても、みんなで競技者を応援しましょう。
デヴィッド: そう、いろんなイベントがあるからね。
インタビュアー左: あるいは、デヴィッドが歌うのを聴きにいくとかね。
インタビュアー右: そう、もちろんデヴィッドの歌も聴きにね。きょうは来てくれてありがとう。
デヴィッド: うん、呼んでくれてありがとう。


+++ +++ +++


そして、インタビューを終えて昼過ぎのデヴィッドのつぶやき。
ジョージタウン・カップケーキを食べた!今度はMSNBCに行ってコンテッサ・ブルワーのインタビュー。

そのカップケーキやさんでの写真。
G101022-4.jpg
Photo credit to GeorgetownCupcake


MSNBCのインタビューはまだ出ていないようです。
国連財団も訪れて、創立記念のお祝いをことばを言いました。

国連創立65周年
Video credit to unfoundation
「デヴィッド・アーチュレッタだよ。国連の創立65周年おめでとう!いまぼくはここ、国連財団で、世界中のひとびとがどう国連に参加し、世の中ををよくすることができるかを習っているところなんだ。」

国連財団訪問のときの写真。
G101022-UN1.jpgPhoto credit to Asherinian



さらにデヴィッドがこうつぶやきました。サイエンスおたくなデヴィッドが、大好きなナショジオの本社に!? これはたまらんでしょう。
ナショナル・ジオグラフィックの本社に来てる。すごいよ!この調査が数々があの番組になるんだ。

G101022-NatGeo1.jpgG101022-NatGeo2.jpgPhoto credit to @NatGeoChannel


また、デヴィッドのTwitpicにはこんな写真も。あこがれのあの人に会いました。
サイエンスガイのビル・ナイに会っちゃったよ!

G101022-BillNye.jpgPhoto credit to DavidArchie
というのも、今年の3月にデヴィッドはこんなつぶやきをしていたのです↓
”ビル・ナイ・ザ・サイエンスガイ”ってまだやってるの?小さいころ、あの番組を見るのが大好きだったんだ。
”ビル・ナイ・ザ・サイエンスガイ”とは、ビル・ナイが司会の子供向け科学番組ですが、1997年で放映終了していました。会えてよかったねぇ、デヴィッド。


はぁ、仕事に趣味(=ナショジオ&サイエンスガイ)にと、とっても充実したワシントンでの一日でしたね。さて、この翌日は「EKSチャレンジ」でのパフォーマンスです。いまもうすでに競技は始まっているようですが、デヴィッドのステージではどの曲を歌ってくれるのでしょうかね~。歌はもちろん楽しみですが、走るデヴィッドも見てみたい気がしますね。歩くのは異常に早いというデヴィッド。あのステージでの軽やかな回転ジャンプ(@ゼログラ)から察するに、きっと颯爽と走るに違いありません!
 
 
 

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MTV ニュース(2010/10/4)& MTV 10 on Top (2010/10/16) - デヴィッド・アーチュレッタのインタビュー [インタビュー訳(動画)]

Grayです。 さて、MTVの動画をいくつか紹介します。

MTV ニュース

アルバム発売前日の10/4にデヴィッドはMTVを訪れ、おなじみジム・キャンティエロのインタビューを受けました。このスタジオのセットは、1年前にセカンド・アルバムの曲づくりについて受けた、こちらのインタビューとほぼ同じもの。ついこのまえ訳したように感じますが、すでに1年たっているのですね・・・・・・・・・・・・。でもデヴィッドは、ちゃんと1年分成長しているようですよ~。

Part1 - デヴィッドアーチュレッタはどう成長したのか

ジム: きみのセカンド・ポップアルバム"The Other Side of Down"が発売だね。すごくわくわくしてるよ。
デヴィッド: ありがとう。
ジム: で・・・、2年前に"Crush"を出したデヴィッド・アーチュレッタと、いま、ぼくの正面でデニムを着て座っているデヴィッド・アーチュレッタとでは、なにがいちばん大きく変わった?
デヴィッド: あははっ、まったく~。たぶん、いちばん大きな違いは、どれだけのことを学んできたか、どれだけ自分のことを説明できているか、自分の考えをよりうまく、より明確に表現できているかだね。それが大きな進歩だと思う。だって以前はただ、あ~~~・・・、って感じだったから。だから、まちがいなく、そういう面で成長してる。年月とともに、大人になってるよ、うん。
ジム: このアルバムでは多くの曲を、共同で書いたんだよね。心からの曲だって感じがすごくするよ。まちがいなく、きみが心をこめて、ファンに多くをさらけ出したって感じがする。プレッシャーは感じてる?というのも、すごく個人的なものだから、もしファースト・アルバムほどには良く受け入れてもらえなかったら、傷ついたりするかな?だって、今回は、きみの作品ってわけなんだから。
デヴィッド: うーん。そういうことにはあんまり、焦点はあててなかったんだ。みんな気に入ってくれるかどうかは、あまり問題じゃなくて・・・。もちろん、みんなに気に入ってもらいたいと思ってるよ。でも、ぼくがどこから来たのか、それをわかってもらうことが大事だった。それが、ぼくにとってのいちばんの目標だったんだ。ぼくがなにをしようとしているのか、わかってもらいたかった。ファンたちは、それを評価してくれると思うんだ。というのも、ぼくを知ってるから。だから、ファンたちはみんなこの音楽をもっと楽しんでくれると思う。この音楽を通じて、ぼくがどんな人間なのかを理解することができるから。それが、もっとも大切なことだとぼくは思ってる。
ジム: きみがほかの作詞作曲家たちと座って、自分の曲を書いているとき、ラジオでがんがんかかるようなシングル曲をまた生みださなくちゃ、っていうプレッシャーは感じた?そうことがいつも頭にあった?それともいつも、ただ・・・。
デヴィッド: ぼくにとってそれは、たいした懸念ではなかったんだ。というのも、音楽っていうのは、ほら、ラジオで流れようが流れまいが、ラジオで流れなくても、ぼくの人生を変えたっていう曲が何曲もあるんだ。だから、ただ、いい音楽をつくりだしたかった。みんなにとって意味があって、何度も聴きたくなるような音楽だよ。もし、みんながラジオでも聴きたいと思ってくれるほどいい曲ならば、もちろん、それはすばらしいことだよ!でも、ラジオで流れるにしても、正しい理由があってほしいんだ。


Part2 - デヴィッド・アーチュレッタは自分のアルバムがファンを勇気づけたらと願う

ジム: このアルバムでは多くの曲が、つらい体験をしたひとが、そのあとで克服者としてて浮上するような視点があって、きみからファンへの希望あるメッセージのように感じられるんだけど、曲を書いているときは、きみがまだ人生において困難な局面にいたときの視点で書いていたの?
デヴィッド: そういう困惑した気持ちのなかにいたときでも、聴くひとを、そこにとどめたくはなかったんだ。なぜなら、音楽というのは、ひとの気分に影響を与えやすいものだと思うから。曲から出てくるのがどんな感情であれ、それは、聴くひととにうつるものだと思うんだ。だから、ぼくは自分の音楽では、そういうことをしたくなかった。なかには、あぁ、自分もこんなふうに落ち込んでるんだ、と思うことで共感できる音楽もあるよね。でもぼくは、違ったものの見方をしたかったんだよ。その通り、ぼくはちょっと困惑してるし、くじけそうになってるけど、でも、ものごとはきっとうまく、ってね。みんなには知っててほしいんだ、そこにずっと立ち止まっている必要はないってことを。ときに、落ち込みからなかなか抜け出せないこともあるだろう。でも、そこから抜け出してほしいんだ。このアルバムを聴くことによってね。ものごとは良いほうに変わっていけるってことを、知ってほしかったんだ。希望はある。つらいことがあったとしても、希望を持つことはできる。みんなに、そういう状況にいてほしくなかったんだ。
ジム: きみのアルバムを最初に聴いてから、2~3週間後にピンときたんだけど、すごくいいタイミングだったって感じたよ。最近また、いじめが問題になっているからね。だから、きみのレコードを聴いてすごくいい気持ちになったんだ。なんて完璧なタイミングなんだろうってね。
デヴィッド: あはは。
ジム: 多くの子どもたちが、いま、つらい思いをしている。そして、"Things Are Gonna Get Better"のような曲は、そういうひとたちの心に触れることができると思うよ。
デヴィッド: 最近もらった手紙の何通かは、いじめについてだったんだ。そういう問題がまた持ち上がってきたなんて、気になるよね。でもそれだから、いい友達に囲まれることは大切なんだと思う。彼らは、助けになってくれ、ささえてくれる。べつに、助けてもらうのは、いちばんの人気者の子からじゃなくてもいいんだ。ただ誠実で、自分のことを思ってくれる、いい友達がいればいい。それが大切なことだ。そういう友達が、困難をくぐりぬける手助けをしてくれる。でも、人生がずっと順風満帆なひとなんていないんだ。ぼくが思うのは・・・。
ジム: たぶんジャスティン・ティンバーレイクくらいだよな。やつの人生はいいに違いない。
デヴィッド: あははっ。
ジム: でも、やつじゃない限りは、だれでもそうだよな!その通りだ。
デヴィッド: わかんないけど、だれにだって、そういう難局はあるもんだ。だからぼくは、それを無視したくない。すべてが順調だなんてフリは、したくないんだ。でも、いつだって、喜びを感じたり、ありがたく思えるなにかがあるはず。どんな困難を体験しているにせよね。だから、みんながどんな状況に行き詰まっているにせよ、そこから抜け出す手助けをしてあげたいんだよ。


Part3 - デヴィッド・アーチュレッタは"Elevator"のビデオをつくりたいと思う

ジム: シングルについてだけど、夏に"Something 'Bout Love"が出て、今度は"Elevator"が出たよね。アルバムでもぼくのお気に入りの曲なんだけど。
デヴィッド: え~、ありがとう!ありがとう。
ジム: すごく気に入ってるよ!
デヴィッド: ありがとう。
ジム: で、"Elevator"のミュージック・ビデオはつくるの?
デヴィッド: つくれたらいいと思ってるんだ。
ジム: そうか。
デヴィッド: あれは、すごく視覚的な曲だと思うんだ。だから、ビデオになったらすばらしいと思うよ。じつは、あの曲の録音やマスタリングがまだ終わってないうちから、ビデオにするとしたらどんなだろうなあ、って頭に描いてたんだ。時間がとれて、そうできたら、ほんとにいいなと思ってるんだよ。あの曲を引き立てると思うから。曲のもつ意味をみんなにもよくわかってもらえると思うし。もっと曲を感じてもらえるいい手助けになると思う。
ジム: その情景はどんな感じ?曲を書いているときに、頭に描いてたって、さっき言ってたけど。
デヴィッド: えーと。
ジム: 蝶々が出てくるの?ほら、歌詞に蝶々が出てくるからさ。わかんないけどさ。
デヴィッド: あははっ、それはいいかもね。たぶん、いろいろと遊びを入れることができると思うんだ。だって、お気楽な歌だから。わざと安っぽくしてみたりね。奇妙で安っぽくて、まぬけな感じにできたら、楽しいと思うんだ。言ってみれば、これはそういう歌なんだから。ちょっと風変わりで、でも同時に、いいメッセージも入っている。ただエレベーターで、昇ったり降りたりしてるってだけの歌じゃないんだ。ある意味、ぼくが見た夢についての解釈を説明しているんだ。蝶々たちが、生きている実感をあたえてくれる、とか、いい気分をあたえてくれるとか、前進させてくれる、とかね。だから、ビデオをつくれたらいいと思ってるんだ。
ジム: わかった。そうなるよう祈ろう。すごくいい曲だからね。すごくキャッチーでさ。
デヴィッド: ありがとう。



MTV 10 on Top

次は、「MTV 10 on Top」という、その週に話題になったセレブのランキングで、10/16の放送でデヴィッドが第3位になったというものです。こちらもMTVだから、インタビュー部分は上と同じ時に収録されたようですね。

Video credit to thop1984

ナレーション: 彼はアメリカン・アイドルでは準優勝でしたが、ニュー・アルバムでは勝ちました。デヴィッド・アーチュレッタが第3位です。
レジス: さあ、彼が新曲”Elevator"を歌います。
(”Elevator”のパフォーマンスの一部)
ナレーション: 今週、レジス&ケリーでパフォーマンスしたデヴィッドは、かわいいを超越していました。彼のエレベーターが上へ行こうが、下へ行こうが、そんなのどっちでも構わないんです。ただ彼が、私たちのいるフロアで降りてくれさえすれば!
デヴィッド: “Elevator”はぼくが見た夢についてだよ。インセプションとかそんな感じの、へんな夢なんだ。
ナレーション: エレベーターのせいで、デヴィッドは夜も眠れないのかもしれません。でも起きているときは、彼はべつの試練を体験していました。
デヴィッド: “Something ‘Bout Love”は、ふうっ、音程がすごく高いんだ。
(”Something ‘Bout Love”のPVの一部)
デヴィッド: あの高い部分を歌うときは、あいまにひと休みしなくちゃならなかった。
このアルバムには、もっと自分があらわれていると感じている。ぼくの、まぬけで楽しい面がね。
ナレーション: まぬけな男って、なんかセクシーですよね。 私たちが知りたいのは、このまぬけな男はもう売約済みなのかしら?ってこと。
デヴィッド: カノジョはいないよ。みんなが聞くんだけど、どんな女の子が好みなの?って。どんな容姿かいいのかとか、どんな子がホットだと思うかとかね。でも、そういうのは重要じゃないと思うんだ。
ナレーション: でも、アーチーに気に入られた、幸運な女性がひとりいます。
デヴィッド: ジェーン・リンチが大好きなんだ。彼女はすごくおもしろいと思う。「グリー」に出れたら楽しいと思うよ。だって音楽おたくがいっぱいいるんだ。それって、ぼくの居場所じゃん!
 
 
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AP通信インタビュー (2010/10/4) - デヴィッド・アーチュレッタのアルバム・プロモーション [インタビュー訳(動画)]

Grayです。
アルバム発売日前後の怒涛のプロモでは、すっかりデヴィッドに置き去りにされた私です。きょう(きのう?)もあちこちで歌ったようですが・・・私は後ろ向きですので、ここで過去のインタビューをひとつ紹介します。 アルバム発売10/5当日の数々のプロモのようすはこちらの記事でrikuchanさんが紹介してくれましたが、その前日の10/4にも、AP通信(Associated Press)とMTV Newsのインタビューがありました。 ここではそのうちのAP通信を紹介します。ちょっと長いですが、おつきあいください~。

Associated Press Interview - Part1
Video credit to cristobalite4126

インタビュアー: APへようこそ。私はいまデヴィッド・アーチュレッタと一緒にいます。3枚目のアルバムが・・・、そうよね?
デヴィッド: うん。
インタビュアー: クリスマス・アルバムもかぞえていいんでしょ?
デヴィッド: うん。
インタビュアー: アルバムがあした発売になります。きょうは来てくれてありがとう。
デヴィッド: いいえ、どういたしまして。
インタビュアー: 調子はどうなの?
デヴィッド: すごくいいよ、ありがとう。このアルバムの発売にはちょっと不安もあるんだけど。緊張してるし。でもわくわくしてる。とても複雑な心境なんだ。だって、いったいどうなるのか、ぜんぜんわからないから。みんながどんな反応をするのかね。でも、興奮してるよ。
インタビュアー: “The Opposite Side of Down”ついては、どう感じてるの?
デヴィッド: あはっ、“The Opposite Side of…” ?
インタビュアー: ”The Other Side of Down”よね。ごめんなさい。
デヴィッド: いいよ、同じような意味だもんね。“The Other Side of Down”の・・・、質問はなんだっけ?
インタビュアー: なにからひらめきを受けたの?
デヴィッド: そうだね、”The Other Side of Down”は・・・。まず最初に思ったのは、ぼくがこのアルバムで成し遂げたいことは、なんだろうってこと。ぼくの目標は?アーティストとして、音楽を通じて今回、みんなに伝えたいことはなんだろう? ぼくはまだ、楽しいものをつくりたかったんだ。楽しくて、年齢相応なものにしたかった。ほら、10代最後の年だから、まだ10代らしくいたかった。でも、成長はしているよ。毎日、人生において新しいことを学んでいる。 それを、みんなと分かちあえたらと思った。多くのひとに、ぼくの物事の見方を知ってほしかった。音楽を通じて、少しはね。それから、前向きでいたかったんだ。 いい気分になるようなアルバムにしたかった。 ある意味、ちょっとダサくもあるんだけど。だって、それがぼくだから。ぼくという人間をみんなに知ってほしかった。だから、デヴィッド・アーチュレッタをみんなに紹介しているみたいなものだよ、ある意味においてね。彼の、楽しくてお気軽な面を紹介してるんだ。それでも、すべての曲にはちゃんと意味があるんだけどね。
インタビュアー: これが3枚目のアルバムだけど、ファースト・アルバムからはなにを学んだの?
デヴィッド: あぁ、ファースト・アルバムからは、すごく多くのことを学んだ感じがするよ。ほんとに多くをね。 ビジネスの仕組みから始まって、音楽をどうプロデュースし、どういうひとたちと仕事をして、どんな発言をして、また、どう発言するのかまで。それにパフォーマンスのしかた、話しかた、インタビューの受けかた、とにかくすべてのことを、あっというまに、たくさん学んだ気がする。だから、今回はどれほど違う方法でやっているのかを見て、おかしいんだ。それに、わぁ~、次のときはまた、ぜんぜん違う方法でやるんだろうなぁ、って思う。だって、今回もさらに多くの新しいことを学んでいるから。まるで、一歩一歩進むごとに、未知の世界に足を踏み入れてる感じだ。でも、そうしながらも、怖くもあるけれど、でも、広げてるんだ・・・・えーと・・・広げてるのは・・・。
インタビュアー: 視野?
デヴィッド: そう、それかな?視野を広げてるんだ。そこに歩み出て、経験をもっと積んでいくんだ。
インタビュアー: 私が覚えてるのは、ほら、ファースト・アルバムが出て、”Crush”が出て・・・。
デヴィッド: あはは。
インタビュアー: 私たちは、ああもう、デヴィッドってば。ちっちゃなデヴィッド、ほんとかわいくて無垢なんだから~、と思ったものよ。
デヴィッド: あははは。
インタビュアー: でもあなたは学んだのよね。さっき言ったように、すごく短い期間で学ばなければならなかった。この業界の事情とか、名声とはどんなものか、自分自身の音楽の制作・・・ただテレビ番組に出るだけじゃなくてね。それで、あなたが想像もしていなかった、すごく驚いたことってある?
デヴィッド: それは・・・、あらゆることがほとんどまるで、ビッグ・サプライズのようなものだよ。まるで、部屋に足を踏み入れると、部屋が真っ暗で・・・。たとえばの話なんだけど、自分の家とかどこかで、部屋の電気が消えていて、そこに入っていくと、突然電気がバーっとついて、紙ふぶきが舞って、たくさんの人がいて、「サプラーイズ!」って叫ぶ、そんな気分だよ。すべてがいちどきに、ドバーーーンって感じ。だって、こんなことが起るなんて、なにひとつ期待してなかったから。そういうことを考えてはいたよ、どんな感じなんだろう、ってね。でも、アメリカン・アイドルであそこまで行くなんて期待してなかったし、番組が終わってすぐ、1時間後とかには契約に署名してるなんてのも、期待してなかった。アルバムを毎年制作するなんて、そんなに早く進むなんて、期待してなかった。ツアーに出て、まだファンたちがいるなんてこともね。この、アメリカン・アイドルの効果がどれくらい続くかなんて、わからなかったんだ。自分がどのくらい長く・・・そのあとで、アーティストとしての自分に、どんなことが起こるのかなんて、わからなかった。 みんながいつまで、自分とつながっていてくれるのか? 自分のやることにまだ興味を持ってくれるんだろうか?って。 だって、そんなのわからないよね。いまだって、あした、なにが起こるかなんてわからない。なにが起きてもおかしくない。キツい体験をしてなにかを学ぶかもしれないし、なにか素晴らしいことが起こるかもしれない。もちろん、どっちもだと思う。大切なことは、たえまなく登り続ける努力をすること。それが、言ってみればこのアルバムのテーマなんだ。前に進んで、ベストを尽くすこと。一生懸命とりくむこと。なにか良いおこないをすること。そして、いまのこの人生を生きるあいだ、他人の役に立つこと。
インタビュアー: 前向きなメッセージや前向きな音楽を発信することは、あなたにとってとても大切なのはわかるわ。でも、つい比較しちゃうものだけど、自分と同じ年頃のミュージシャンたちや、彼らのおこない、またひとびとが今、どんなものを買っているとか、自分と比較したりする?それとも、自分がピンときたものとだけ、接するようにしてるのかしら。
デヴィッド: ぼくは、自分がどう感じるかという気持ちと接するよう、努力している。なにが正しいおこないだろう、ということ。まあ、ほかのひとたちがしていることに、興味がわくのもわかるよ。でも、ひとびとがしているからって、なんでもいいわけじゃない。ひとびとがしていることで、ぼくが惹かれることはなんだろう、ってこと。なにか、自分に強い印象を残すものだ。だって、それが、ぼくが音楽でやりたいことだから。自分がなにかできるか・・・、前回やったことから、それほど突拍子もないことをやるつもりはなかったんだ。スムーズに移行していきたい。ひとによっては、すごく壮大なポップ・アルバムをつくったと思ったら、今度は突然ほら、こんなふうな、難解な芸術の世界に走ったりするけど、ぼくはそこまで過激なことはしたくない。ぼくはまだ若い。ぼくはまだ、ポップ・ミュージックが大好きなんだ。でも、内容があることがぼくにとって重要だ。みんなが聴いている音楽の裏に、どんな意味があるのか。だって、みんなには音楽とつながってほしいと思うから。もし意味があるなら、ぼくにとってだけじゃなくて、ひとびとにとっても意味のあるものになり、それはずっと残ると思うから。創り出す側としての音楽や作品については、まだまだ学んでいるところで、今回は、歌詞にすごく焦点をあてたんだ。べつに、人生を変えてしまうようなすごいことを歌ってるわけじゃなくて、まあ、そういう面もあるといえばあるけど、でも、理解しがたいほどの、ものすごく深いことじゃない。ただ、自分にとって実感できることを歌ってるだけなんだ。ぼくはとまどってばかりいるし、ときどき、わぁ、将来どうなっちゃうんだろう、って思ったりする。でも、将来にわくわくしてる。それとか、もっとお気楽でちょっと風変わりな曲だったり、あるいはもっとメッセージのある曲だったり。偽りのない限りね。曲は真実であってほしかった。だって、自分が歌うものを心から信じられるアルバムにしたかったから。楽しいものにしたかったけど、同時に信じられるものにしたかった。自分が信じれば信じるほど、ぼくの歌を聴いたひとたちは、アメリカン・アイドルでぼくと気持が通じあうことができたように感じるんだ。みんなも信じたいんだと思う。ぼくに、心から信じながら歌って欲しいんだと思う。それが、通じあうということだと思うから。ぼくがアメリカン・アイドルで歌った歌には、ぼくにとっての意味があった。それだからこそ、みんなが気持ちを通じあえたんだと思う。それが、みんながぼくに投票してくれた理由だ。うまくいってほしいからという理由だけで、なにかを歌ったわけじゃない。正しい理由のあることをしたかった。たとえば、こうすればうまくいって、みんなの注目を浴びられるとか、そういうことはしたくなかった。それは重要じゃないと思ったんだ。たとえ、注目を浴びることができたとしたって、それがどのくらい続く?1年かな?そして、忘れ去られる。ぼくはそのためにやってるんじゃない。ぼくは、忘れられない印象を残したいんだ。
インタビュアー: 録音スタジオに入るのには、もう慣れたのかしら?
デヴィッド: うん、そうだね。だれとやるのかにもよるけど。いつも緊張はするよ。だって、スタジオでは、それはずっと長く残るものだから。ひとびとが何度も何度も、同じものを聴き返すわけでしょ。だから、いつも祈るような気持ちなんだ。声の調子がよくて、思考がうまく働きますように。歌にうまく感情とエネルギーをこめて歌えますように。だって、一度アルバムにのったら、もうやり直せないんだから。だからいつも、うまくやれますように、いいものができますように、って願う気持ちになる。そして、自分がこの曲で言いたいメッセージを伝えるんだ。的確にね。それが、スタジオに入るときの気持ちだね。でもたいてい、長くいるうちに・・・2~3時間すごすうちに、居心地がよくなってくるよ。というのも、そういうことはもう、考えなくなってくるから。ただ、この歌詞にもっと入り込んでやる、もっとうまくやってやる、こんなのはどうかな?とか、いろいろ試しはじめるんだ。だから、最後にはすっかりくつろいでるよ。じつは、おかしいんだけど、多くのひとたちがこう言うんだ。ヴォーカルを録音するエンジニアやプロデューサーたちの多くが言うには、結局は、最初のほうに録音したヴォーカルを使うことが多いんだって。あははっ。なんかおかしいよねえ。思うに、それがよりナマ身で、よりリアルだからかな。必要以上に考えずに・・・考えすぎてなくて、最初に感じたままだから。たぶん、何度もやっているうちに、心で感じるよりも、頭で考えはじめちゃうんだと思う。だから、何人かのひとに、最初の数回の録音を使うものだって言われて、おもしろいと思ったんだ。最初のものには、あとのほうにとったものよりも、なにか不思議なものがあるらしいんだ。


Associated Press Interview - Part2
Video credit to cristobalite4126

インタビュアー: アルバムでお気に入りの曲はある?もし、あえて選ぶのなら?
デヴィッド: あえて選ぶなら?うーん・・・。むずかしいな。というのも、すべての曲に、特別な意味があるから。でも、この曲を選んだのには理由があって・・・。アルバムと同じように”The Other Side of Down”っていうタイトル曲があるんだけど、ある理由から、それをアルバムのタイトル曲にしたんだ。というのは、あの曲が意味していることが、いまの人生のこの時期において、ぼくが置かれている状況を、すごくよく象徴していると感じたから。この曲が歌っているのは、とまどいについてと、ぼくの頭のなかでなにが起きているかってこと。まるで、うわ、なんかすごいことになってて、ぼくの頭がちゃんと理解できるかあやしいぞ、って。マジで、ややこしいんだ。でも、じゃあそこで立ち往生するのか、ひたすら前進するのか、っていうことなんだ。混乱やイライラがあったとしても、前進し続けることができる。これから、次になにが起こるかなんて、いつも把握してる必要はない。だってそれが、人生ってものだから。将来のことをきっちり計画たてるなんてこと、できないんだ。どうなるかわからないんだから。将来について考えてみることはできるよ、でもそれで・・・、ほらもし5年前のぼくに、この先の5年間どうなると思う?ってたずねたとしたら、当時のぼくにはまったく想像もつかなかったよ・・・、あははっ、ぼくがまさかこんなことをしてるなんて!でしょ? だから、この先の5年だって、まったくわからない。でも、すごくわくわくしてる。だって、いろんなチャンスが待ってるとわかってるから。そして、だれにだって、チャンスがあるものだと思う。ただ問題は、自分がどうそれに対処するのか、ってこと。それをつかみに行くのか、行かないのか。だれの人生にも、チャンスは存在している。だから、あるひとつの人生や、ある特定のひとが・・・。たとえば、チャンスをもらえるのはあのひとたちで、あのひとたちだけに良いことが起るんだろ、なんてことは、ないと思う。そうじゃないんだ。だれにだって、人生を変えられるチャンスがあるはずだ。なにかを起こして、人生を楽しむんだ。だから・・・、ともかく、この“The Other Side of Down”は、どんなことが起きていようとも、向上すること、前進することが大切だという曲なんだ。ぼくは自分の道を進もうとしていて、人生をべつの期待感で見てる。”下”の反対側( The Other Side of Down )だよ。みんなにちょっと考えてもらいたかったんだ。なんだろう?彼はなにを言おうとしてるんだろう?ってね。みんなをすこし考えさせるような、それが、このアルバムでやりたかったことと言えるな。より創造力を働かせて、もっと概念的に、みんなに考えてみてもらいたかった。
インタビュアー: あはは。
デヴィッド: 言ってみればね。 ピカソとか、そういうわけじゃないけど。あはは。
インタビュアー: あははは。今まで、こんなふうに思ったことはある?あなたはさっきも言ったけど、旅が多くて、あっちに行ったりこっちに行ったり・・・。
デヴィッド: ♪Everywhere~♪ ごめん、あはは。
インタビュアー: あはは。多忙な業界よね。自分が普通のティーン・エイジャーだったらと、思ったことはない? 家にいて友人と過ごしたり、大学に行ったり、あるいは・・・。
デヴィッド: うーん。音楽が、ぼくのやりたかったことなんだ。いつだって、やりたいと思っていた・・・まあ、いつもいつも、ってわけじゃないけど、でもずっと長い間、やりたいと思ってたことだ。音楽をやっていなかったときはいつも、自分のなかでなにかが欠けてたように感じてた。いつも、いったいどうしたら・・・って探し求めてた。どんなふうに音楽をやっていけばいいのか、わからなかったんだ。でも、どうにかして、人生において音楽とかかわる必要があることは、わかっていた。だからぼくは、心からこの状況を楽しんでる。人生において、ただで手に入れられるものなんてないんだ。それが、自分の人生での心からの真の願望ならばなおさら、そう簡単に得られるものじゃない。もっとも価値のあるもの、値打ちのあるもの、そういうものには犠牲がともなうんだ。苦労はあるよ。でも、どれだけ苦労したかってことが、その価値あるものを、かけがえのないものにする。ぼくは、このために一生懸命働いた。この経験を、そしてこの旅で学んできたことを、だれもぼくから奪い去ることはできない。もし、すべてがただボンと与えられたものなら、それほどありがたみも感じないだろう。だから、決してラクじゃないよ。でも、まちがいなく価値がある。これが、心から大好きなんだ。それに、これからだってラクにはいかない。キレそうになることがあるにきまってる。「あー、もうっ!」ってね。でも、がんばり続けていけば、あとになって「なんでもっとがんばらなかったんだろう。なんで、続けなかったんだろう。」なんて後悔することもない。あとで振り返って、自分は一生懸命やったんだ、って言える。それも、自分の人生を価値あるものにするんだと思うんだ。そして、自尊心をもっと得られるようになる。
インタビュアー: これまで、この業界でやってきたことで、なんでもいいから、なにか変えられるとしたら、なにを変えたい?思いつくことはある?たとえば・・・わからないけど、こうすればよかった、ってことがある?
デヴィッド: うーん、ぼくは、なにも変えるつもりはないよ。なんであんなことしたんだろう?とか、解決するのになんであんなに時間かかったんだ?とか、思うことはあるけど、でも、試練にはいつも、理由があるものなんだ。そして、すぐにはその理由に気づかないものだ。ときには気づくのに何年もかかることがある。ときには数日だったりするけど、でも、ときに何年もかかるものだとしたら、なにも変えたくないんだよ。ぼくの過去において困難だった出来事が、この先のどこかで、ぼくになにかを教えてくれるのかもしれないからね。自分にはわからないんだ。だから、ぼくが変えられる唯一のものは、これから起こること・・・、ほら、ぼくが変えられるものは、これから起こることへの、自分の姿勢だよ。それが、ぼくたちが自分でゆくえを握っているものだ。これからなにが起ころうと、それに対してどういう態度で臨み続けるのか。もちろん、意思決定をすることもできる。 ぼくたちが持っている、自分たちでなにかを変えられる支配権は、それだと思うんだ。それから、ほかのひとへ大きな影響も与えることもできると思う。なぜなら、ひとびとが注意を向けるのは、どう物事に対処するかってことだと思うから。必ずしも、いいものに囲まれて暮らす億万長者から学ぶばかりじゃないんだ。ときにそれは、近所に住む、未亡人の女性だったりする。ごく質素に暮らしている女性だ。あるいは、自分の職場のビルのお掃除のおばさんかもしれない。みんなと同じように一生懸命に働く、その姿勢には、なにかがあるはずだ。スポットライトのあたるような華やかな生活はしてないかもしれないけど、でも、そこにはなにかがあって、ぼくたちはなにかを感じ、なにかを学ぶことができる。なにをしていようが明るく暮らしている、そんなひとたちから、ぼくは多くを学ぶ。なにも、世界一有名なひとでなくたっていいんだ。
インタビュアー: 自分のためになにか、特別なものを買う機会はあった?
デヴィッド: 自分のために、なにか特別なもの?
インタビュアー: なにか高額なものよ。
デヴィッド: うーん。なんだろう。だって・・・。
インタビュアー: 車とかは?
デヴィッド: ううん。だって、ぼくたちは・・・。だって車なら、アメリカン・アイドルでもらったのがあるもん。
インタビュアー: そうよね!あの車、まだ持ってるの?
デヴィッド: うん、あははっ。まだよく動くよ。
インタビュアー: いつも思ってたのよ。あなたたちは、ほんとにあの車に乗ってるのかしら、って。だから、わかってよかったわ。
デヴィッド: うん、もちろんだよ。ほら、自分ではあんな車は買わないだろうから、だから、あの車をもらったことは、ありがたかったよ。でもたぶん、お金は、ほとんどフライトに費やしてるかな。でもおもしろいのは、そのほとんどは、数日休みが取れたときに家に戻るためのフライトなんだ。もちろん数日くらい、そのまま出先にいることはできるけど、でも、いつも思うのは・・・・。それが、家や家族をもっと大事に思う気持ちを強くするんだよ。ほら、なくなってはじめて、そのありがたみがわかるっていうやつ、そんな感じ。まちがいなく、ぼくは家族や、家とかそういうシンプルなものが、そこにあってあたりまえのものだと思ってた。そしてすごいのは、ぼくがどれほど、そういうシンプルなものを愛してるのか、ってことだ。以前は、なにも気づいてなかったんだ。でも今は、わぁ、そういうのってすごく特別な時間だったんだ、って思う。ぼくはまちがいなく、家と仕事を行ったり来たりするフライトに、お金をたくさんかけてるよ。でも、それに値することなんだ。まあ、ほかのことにお金を使ってもいいんだけど、でも、ぼくにとってなにがいちばん重要かと言ったら、弟や姉妹たちが成長する過程で、一緒にいてあげることなんだ。彼らが大人になるときに、離れていたくないんだ。ぼくも、彼らの人生における成長の時期の、一部分でいたい。彼らのためにそばにいて、自分にできる限りの手助けをしてあげたい。 「たまに見かけるけど、素性のわからない兄」になんてなりたくない。そんなのいやだ。大きくなる過程で、なにかを学んだり人生について悩んだりしたときに、兄はいつも自分のためにそばにいてくれた、って感じてほしいんだ。とくに、ティーン・エイジャー特有のことをいろいろ経験する時期にね。彼らもまだ若いんだ。だから、彼らがぼくのためにそばにいてくれたように、ぼくも、彼らのためにそばにいてあげたい。
インタビュアー: すてきね。 じゃあ、ほかのひとからも聞かれるでしょうけど、私も聞かないわけにはいかなくて。
デヴィッド: あはは。
インタビュアー: あはは。アメリカン・アイドルについてよ。そう、ジャッジについてなの。
デヴィッド: うん。あはは。
インタビュアー: いえいえ、だあれもそんなこと聞かないわよねえ。
デヴィッド: あははっ。
インタビュアー: えっ、そんなこと聞くの?ってね。
デヴィッド: そんな。
インタビュアー: もし、あなたが番組に出ていたときに、ジェニファー・ロペスとスティーヴン・タイラーがジャッジだったら、どうなってたと思う?
デヴィッド: え~!
インタビュアー: そんなふうに考えると奇妙よね。
デヴィッド: うん、そんなふうに考えてみたことはないよ。違ってただろうと思うけど。というのも、みんなは、ジャッジがなにを言うかにすごく注目してるから。だから、スティーヴン・タイラーとジェニファー・ロペスが、どういう技術的な面で審査するのか、どんな意見を言うのか、聞くのが楽しみだよね。それが、みんなが自分のパフォーマンスをどう見るか、または自分をひとりの人間としてどう見るかに、すごく影響をあたえるから。または、みんなが、自分たちのどんなところに注目するのか、にもね。サイモンは、パフォーマンスするひとのどこに注目するべきなのかについて、多くのひとたちに影響をあたえたと思うよ。だから、新しいジャッジがどんなひとたちなのか、見るのが楽しみだ。でも、ひとびとの「サイモンはなにを言うんだろう」っていう気持ちが、自分にもおなじ気持ちにさせたんだ。「彼はなにを言うんだろう。」って。彼が言ったことを自分はどう取り入れて、どう対処するのか。そして、ジャッジたちのそれぞれの意見のバランスをとって、そしてさらに、じゃあ自分はどう感じるのかを・・・。というのも、いつも同感とは限らないからね。だから、すべての意見から最適なバランスを見つけて・・・って、わかんないや。ともかく。いや、思うに、すごくおもしろくなると思うよ。たぶん、違ってたのかも、もし・・・。わかんないや。そんな質問をされたの初めてだからなぁ。「もし、“あなたのとき”に違うジャッジだったら、どうだったと思う?」なんてね。でもジェニファー・ロペスはすごく才能があるひとだと思う。経験豊富だし、苦労してここまできたんだ。彼女はほら、ブロンクス出身で、ダンスも演技もして、そして歌も歌う。すばらしいキャリアを築いてきた。それに彼女はヒスパニックだから、すばらしいと思うんだ。アメリカン・アイドルにそういう要素が少し入るのは、いいことだと思う。スティーブン・タイラー、彼は伝説だよね。エアロ・スミスは偉大なバンドだから。彼が加わることでどんなふうになるのか、わからない。でも、いまにわかるよね。
インタビュアー: ありがとう。
デヴィッド: うん、どういたしまして。
インタビュアー: よくやったわね。
デヴィッド: ごめん、ぼく、ベラベラとしゃべっちゃって。
インタビュアー: そんなことないわよ。
デヴィッド: 内容のないおしゃべりばかりで・・・。
インタビュアー: ニュー・アルバムが明日、発売よね。ちょっと写真を撮ってもいいかしら?
デヴィッド: ・・・・・・は?


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レジス&ケリー(2010/10/6) & ウェンディ・ウィリアムズ・ショー (2010/10/7) -デヴィッド・アーチュレッタのTV出演 [インタビュー訳(動画)]

rikuです。2010/10/5にニューアルバム"The Other Side of Down”を発売したデヴィッドは、ニューヨークで立て続けに2本TV番組に出演し、プロモーションを行いました。このほかにToday Showにも出演する予定でしたが、スケジュールの都合でこちらはキャンセルに。でも、この2本のTV出演で、デヴィッドはみごと、お茶の間に対して、「自分はどんくさくてまぬけなんだ」という主張を証明することに成功しました!(笑)。

1. レジス&ケリー (2010/10/6)

Elevator
Credit to thop1984

インタビュー
Credit to thop1984

ケリー:あなたはまだ19歳なのよね。もう何度もこの番組であなたに会って成長を見てるように思うのに、考えてみればまだ十代なのよね。
デヴィッド:ああ、ほんとに。これまでに起きてきたことを考えると、まだ10代だなんてクレイジーだよね。できれば人生でまだまだいろんなことを成し遂げたいね。
レジス:君は、負けたんだよね。さっきは間違えて君が勝ったって紹介しちゃったけど。でも、君が勝ったと思っている人は多いんだよ。あの番組以降の活躍がめざましいから。
デヴィッド:ありがとう。
レジス:きみは2位だったんだね。誰が勝ったんだい?
デヴィッド:デヴィッド・クックだよ。彼はとてもすばらしくて、賢いんだ。このアルバムを制作しているときにも、挨拶に立ち寄ってくれたりしたんだ。
レジス:敗れたときは、ショックだったかい?
デヴィッド:いや、人はこういうふうに考えることもできると思うんだ。2位を勝ち取った。準優勝に選ばれたってね。ぼくは、まさにそう感じたんだ。だって、オーディションに行ったときは、第1次予選を通過できるとさえ思ってなかったんだから。だから、2位だなんて、できすぎだった。想像さえしてなかったもの。
ケリー:CMのときに、あなたがバンドのメンバーと一緒に制作した Elevator っていう曲は、あなたの夢に基づくものだって話してくれたけど、合ってるかしら?
デヴィッド:ああ、そうなんだ。これはぼくが見た夢についての歌で、それがそのままこの曲の最初の歌詞になってるんだ。「ゆうべ、夢を見たんだ。どの階でエレベーターを降りればいいのか、わからない・・」
レジス:君はエレベータの夢なんて見るのかい?
デヴィッド:確かに奇妙な感じなんだ。まるで映画のインセプションみたいな感じで。すごく抽象的で、ちょうどそのときの自分の人生の状態を反映しているようで、どの階で降りるのが正しいのか、ぼくにはわからないよ!って。
ケリー:まあ。
レジス:(デヴィッドの腕を叩いて)最上階だよ!
(爆笑)
レジス:それでいいんだよ。最上階!覚えておけよ!
デヴィッド:うん、覚えておくよ。
レジス:アメリカン・アイドルの新ジャッジについてはどう思う?
デヴィッド:いいと思うよ。二人とも才能豊かだし、今の地位を築くまでにすごく努力してる。ジャッジにラテンのジェニファー・ロペスとロッカーのスティーブン・タイラーが入ったのはいいことだと思う。どちらも、新しい視聴者を連れてきてくれると思うから。
ケリー:あなたが、ゲスト・ジャッジになるのはどう?自分に人を批評できると思う?あなたって、とってもいい人だから、どうかなって思って。
デヴィッド:自分がいいジャッジになれるかどうかはわからないなあ。とにかく、ぼくはしゃべりすぎるから。いまもそうだけど。しかも、肝心な部分に到達しないままに、だよ。(会場爆笑)以前はそれほどでもなかったんだけど。
ケリー:じゃあ、トーク番組のホストをやればいいじゃない。
デヴィッド:えーっ、それはどうかな・・・
レジス:デヴィッド、きょうは来てくれてありがとう。君にはもう1曲歌ってもらうからね。

Falling Stars
Credit to thop1984

時間の都合で途中で切れているのが残念!でも2曲とも良かったし、すごくリラックスした、デヴィッドらしさ全開のインタビューも◎。十分にアピールできたのではないでしょうか。

そして、このインタビューが、‘Daytime in No Time’というTVの珍場面集のような番組に取り上げられました。デヴィッドの出演場面は、-1:22あたり。



番組出演後は、ファンサービス♪

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2. ウェンディ・ウィリアムズ・ショー(2010/10/7)

Credit to THECookieNookie

(3:30~)
ウエンディ:あなた、かわいいわねえ。いま19歳?
デヴィッド:ああ、19歳だよ。
ウエンディ:かわいいわねえ。デヴィッド、アメリカン・アイドルから見出されたあなたとしては、新しいジャッジについてどう思う?
デヴィッド:新しいジャッジについては、興奮してるよ。(新ジャッジの写真が映し出される)あれ、あのもうひとりの女の人は誰?もうひとり女の人がいるの?ジャッジは4人?
ウエンディ:え、違うわよ。あれはスティーブン・タイラーよ!
デヴィッド:ああ、いや、そうじゃなくて、ああジェニファー・ロペスだ!ぼくはジェニファー・ロペスのことを言ってたんだよ。彼女がいま髪をブロンドにしてるとは知らなくて。決してスティーブン・タイラーのことを言ってたわけじゃないよ。ホントだよ。
ウエンディ:サイモンが去ってしまったことについては、寂しく思う?
デヴィッド:サイモンがいなくなるのは悲しいけど、でも、サイモンが去ったことは、ある意味いいスタートで、番組はいったいどうなるんだろう、新ジャッジはどんなふうにジャッジするんだろう、キツイのか、穏やかなのか、どうなるのかって視聴者の関心を引いてると思うんだ。
ウエンディ:じゃあ、そろそろあなたについて話しましょ。あなたは、ツイッターでは40万人ものフォロアーを持ってるのね。素晴らしいわ。ところでガールフレンドはいるの?
デヴィッド:いや、いないよ。ガールフレンドを持ったことはないんだ。そういう関係になったことがないんだよ。
ウエンディ:そういう関係になったことがないですって?
デヴィッド:うん、そういう関係になったことはない。
ウエンディ:新しいCDにはたくさんの愛についての話が入ってるけど、ガールフレンドを持ちたいと思わないの?ファンとデートしたいな、とか?
デヴィッド:そうだね・・・ぼくの音楽を好きでない人と、そういう関係になりたくはないな。きっと、とっても気まずいだろうから。
ウエンディ:つまり、それはファンとデートするってことよね!ありがとう!

◆◆◆


このインタビューについては、デヴィッドがスティーブン・タイラーを女性と間違えた!と評判になっていましたね。これは、ウエンディ・ウィリアムズショーが、YouTubeにこのインタビュー部分の動画"David Archuleta's Idol Mix Up!"をアップして、「デヴィッド・アーチュレタがウエンディにアイドルの新ジャッジについて語る。彼はスティーブン・タイラーをジェニファー・ロペスと間違えた。」と書いているせいもあるのでしょう。
でも、この動画を見る限り、本人はほんとうにジェニファー・ロペスが誰だかわからなかっただけのようですねえ(笑)。
◆◆◆


そして、番組出演後は、やっぱりファンサービス♪

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Photos credit to joyacht, JiveMusic

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